blogチュートリアル(9) 記事の削除¶
Note
この記事は、Symfony 2.0.7 で動作確認しています。
次は、ユーザーが既存の記事を削除できるようにしてみましょう。
記事を削除するURIのルーティングの作成¶
記事を削除するURI (※ここではページではない) が増えますので、対応するルーティングを追加する必要があります。 src/My/BlogBundle/Resources/config/routing.yml に blog_delete ルート(route)を追加してください。
# src/My/BlogBundle/Resources/config/routing.yml
blog_delete:
pattern: /{id}/delete
defaults: { _controller: MyBlogBundle:Default:delete }
削除アクションの作成¶
続いて、Default コントローラに delete アクションを追加します。
// src/My/BlogBundle/Controller/DefaultController.php
use Symfony\Component\HttpKernel\Exception\NotFoundHttpException;
class DefaultController extends Controller
{
// ...
public function deleteAction($id)
{
$em = $this->getDoctrine()->getEntityManager();
$post = $em->find('MyBlogBundle:Post', $id);
if (!$post) {
throw new NotFoundHttpException('The post does not exist.');
}
$em->remove($post);
$em->flush();
return $this->redirect($this->generateUrl('blog_index'));
}
}
このコードでは、与えられた {id} を元に、該当記事のレコードに対応するエンティティを取得しています。 エンティティが見つからなかった場合は、NotFoundHttpException 例外をスローして処理を中断します。 エンティティが見つかった場合は、EntityManager の remove() メソッドで削除指示を出して、flush() します。 削除後は記事一覧にリダイレクトします。
また、記事の削除をするためのリンクを、記事一覧に追加します。
{# src/My/BlogBundle/Resources/views/Default/index.html.twig #}
<h1>Blog posts</h1>
<table>
<tr>
<td>Id</td>
<td>Title</td>
<td>CreatedAt</td>
<td>Operation</td>
</tr>
{# ここから、posts配列をループして、投稿記事の情報を表示 #}
{% for post in posts %}
<tr>
<td>{{ post.id }}</td>
<td><a href="{{ path('blog_show', {'id':post.id}) }}">{{ post.title }}</a></td>
<td>{{ post.createdAt|date('Y/m/d H:i') }}</td>
<td><a href="{{ path('blog_delete', {'id':post.id}) }}">Delete</a></td>
</tr>
{% else %}
<tr>
<td colspan="4">No posts found</td>
</tr>
{% endfor %}
</table>
<div>
<a href="{{ path('blog_new') }}">add post</a>
</div>
ブラウザで確認¶
コードの入力が完了したら、ブラウザで http://localhost/Symfony/web/app_dev.php/blog/ にアクセスしてみてください。 各行にDeleteというリンクが出ているので、押すと記事が消えるでしょう。