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Symfony2日本語翻訳ドキュメントは内容が古くなっております。公式サイトの英語ドキュメントを参照してください。

Note

  • 対象バージョン:2.3以降
  • 翻訳更新日:2015/07/04

コントローラー

Symfonyは薄いコントローラとファットなモデルという哲学を信奉します。 つまり、コントローラはアプリケーションの様々な部分をとりまとめるグルー(糊)コードだけからなる薄いレイヤーにするべきです。

だいたいの目安として、次の「5-10-20ルール」に従うとよいでしょう。 1コントローラで定義する変数を5個以下にすること、含まれるアクションを10個以下にすること、1アクションのコード行数を20行以下にすること。 この数字に科学的な根拠はありませんが、コントローラーからサービスへリファクタリングすべきタイミングを見極める基準としては役立ちます。

Best Practice

コントローラを作る場合FrameworkBundleのベースコントローラを継承し、 ルーティング、キャッシュ、セキュリティを設定するときはなるべくアノテーションを使ってください。

コントローラを基底フレームワークに結合させることで、フレームワークの機能すべてを 活用する事が可能になり、生産性が向上します。

コントローラは薄く数行のグルーコードであるべきです。何時間もかけてコントローラを フレームワークから切り離そうとしても、長期的にはメリットがありません。 それに時間を費やしても何の価値もありません。

加えて、 ルーティング、キャッシュ、セキュリティに対してアノテーションを使えば設定がシンプルになります。 そうすれば、 YAML, XML, PHPなどのいろんなフォーマットで作られた何十もの設定ファイルを見る必要はなくなります。全ての設定は必要な場所に収まり、1つのフォーマットで済むでしょう。

あなたのビジネスロジックをフレームワークから切り離しながらも、 同時に、ルーティングとコントローラはフレームワークに積極的に結合するべきということです。 そうすればフレームワークを最大限活用できるでしょう。

ルーティングの設定

コントローラでアノテーションとして定義されたルーティングを読み込むには、routing.ymlに以下の設定を追加します。

# app/config/routing.yml
app:
    resource: "@AppBundle/Controller/"
    type:     annotation

このように設定すると、src/AppBundle/Controller/ディレクトリとそのサブディレクトリにあるコントローラのアノテーションを読み込んでくれます。 もしアプリケーションに多くのコントローラがある場合、それらを下図のようにサブディレクトリを作ってその中に移動しても全く問題ありません。

<your-project>/
├─ ...
└─ src/
   └─ AppBundle/
      ├─ ...
      └─ Controller/
         ├─ DefaultController.php
         ├─ ...
         ├─ Api/
         │  ├─ ...
         │  └─ ...
         └─ Backend/
            ├─ ...
            └─ ...

テンプレート設定

Best Practice

コントローラから呼ばれるテンプレートの設定をするのに@Template()アノテーションを使用しないでください。

@Templateは便利ですがある種の魔法を伴います。魔法を使うに値するとは思えないのでお勧めしません。

ほとんどの場合、@Templateはパラメータなしで使われますが、そうするとどのテンプレートが呼ばれるのかわかりづらくなります。 また、コントローラは必ずレスポンスオブジェクトを返すべきだと言う事を初心者にわかりにくくします。(ビューレイヤーを使わない場合)

コントローラはこんな感じにしよう

上記のことをふまえると、アプリケーションのホームページを表示するコントローラはこんな感じにするのがよいでしょう。

namespace AppBundle\Controller;

use Symfony\Bundle\FrameworkBundle\Controller\Controller;
use Sensio\Bundle\FrameworkExtraBundle\Configuration\Route;

class DefaultController extends Controller
{
    /**
     * @Route("/", name="homepage")
     */
    public function indexAction()
    {
        $posts = $this->getDoctrine()
            ->getRepository('AppBundle:Post')
            ->findLatest();

        return $this->render('default/index.html.twig', array(
            'posts' => $posts
        ));
    }
}

ParamConverterを使う

Doctrineを使っている場合はParamConverterを使うことができます。 これは自動的にエンティティを取得し、コントローラの引数にしてくれます。

Best Practice

Doctrineのエンティティを自動的に取得してくれるParamConverterを使用 してください。もしそれがシンプルかつ有用な場合は。

例:

use AppBundle\Entity\Post;
use Sensio\Bundle\FrameworkExtraBundle\Configuration\Route;

/**
 * @Route("/{id}", name="admin_post_show")
 */
public function showAction(Post $post)
{
    $deleteForm = $this->createDeleteForm($post);

    return $this->render('admin/post/show.html.twig', array(
        'post'        => $post,
        'delete_form' => $deleteForm->createView(),
    ));
}

通常、showActionでは$idという引数を期待するでしょう。その代わりに$post引数を使いPostクラス(Doctrineのエンティティ)でタイプヒンティングすることで、 とによって、そのオブジェクトをParamConverterが自動的に{id}の値と一致する$idプロパティを持つオブジェクトを探してくれます。 またPostが見つからなかった場合は404ページを表示してくれます。

もっと複雑になったときは

上記のコードが設定なしで動くのは、ワイルドカード名{id}がエンティティのプロパティ名に一致するからです。 もしそうでない場合、またはもっと複雑なロジックがある場合、これを実現する簡単な方法は手動でエンティティを取得することです。 本アプリケーションではCommentControllerがその事例です。:

/**
 * @Route("/comment/{postSlug}/new", name = "comment_new")
 */
public function newAction(Request $request, $postSlug)
{
    $post = $this->getDoctrine()
        ->getRepository('AppBundle:Post')
        ->findOneBy(array('slug' => $postSlug));

    if (!$post) {
        throw $this->createNotFoundException();
    }

    // ...
}

@ParamConverter設定を使うこともできます。そうすればどこまでも柔軟にできます。:

use AppBundle\Entity\Post;
use Sensio\Bundle\FrameworkExtraBundle\Configuration\Route;
use Sensio\Bundle\FrameworkExtraBundle\Configuration\ParamConverter;
use Symfony\Component\HttpFoundation\Request;

/**
 * @Route("/comment/{postSlug}/new", name = "comment_new")
 * @ParamConverter("post", options={"mapping": {"postSlug": "slug"}})
 */
public function newAction(Request $request, Post $post)
{
    // ...
}

ポイントは、ParamConverterはシンプルなケースでは素晴らしいということです。 一方エンティティを直接取得するのも簡単にできるということを忘れないでください。

事前フックと事後フック

もしコントローラの実行前後で任意のコードを実行したいなら、EventDipatcherコンポーネントを使うことができます。

事前/事後のフィルターをセットアップするには(英語)

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